<コラム>【アンチエイジング】からだの【糖化】を防ぐ3つの生活習慣とは?
最近話題のアンチエイジングに重要な【糖化】をご存知ですか?
糖化が進むと、からだの不調や血管や骨、肌などの体の老化が進行してしまいます。
今回は、糖化のメカニズムや糖化を予防するポイントをご紹介します。
〈 糖化って何? 〉
糖質(甘いもの)を摂りすぎて余分な糖が体に蓄積
↓
からだの中のたんぱく質と結びつく
↓
AGEs(こげ付き物質)を生み出す
このように、糖化が進むと、体の不調や老化が進行してしまうのです。
恐ろしいことに、1度糖化してしまうと糖化は改善できません。
糖化を防ぎ、遅らせる食生活や生活習慣を送ることが重要です。
〈 糖化しないための調理法とは… 〉
生 < 蒸す < 煮る < 炒める < 焼く < 揚げる
糖化は、炭水化物とたんぱく質に熱が加えられた時に生じる現象です。
ですから、素材をそのまま食べるのに比べて、焼き物や揚げ物にすると糖化の比率が高くなってしまいます。
しかし、
「それなら毎日蒸し物や煮物を食べよう!」
なんて思ってはいけません。
例えば、こんがり焼いたお肉やお魚のコゲを食べるのを避けるだけでも違います。
「コゲは自分の体もコゲさせる!」
と覚えておいて、毎日少しずつ意識して、上手な調理法を取り入れることをオススメします。
〈 食べる順番って、やっぱり大切! 〉
野菜(食物繊維) → 肉・魚・大豆製品(タンパク質) →米・パン・麺(炭水化物)
食べる順番のダイエットが流行っていますね。
野菜の食物繊維を先に食べることで、糖質の吸収をゆるやかにしてくれます。
したがって、血糖値の上昇を抑えるので糖尿病の予防に効果が期待できます。
食べる順番を意識するだけで、簡単に糖化を防ぐことが出来ます。
また、野菜や汁ものから食べることで、お腹が満たされて炭水化物の食べすぎ防止にもなります。
ダイエット効果と糖化予防効果が期待できるので、簡単なので今日から取り入れましょう。
〈 食生活にプラスして… 〉
食後に運動することがとても効果的です。
有酸素運動をすることで、血流が良くなり細胞内の糖と血液中の糖の蓄積を防ぐことが期待できます。
糖化とは体に摂りすぎた糖の蓄積なので、
★調理法や食べ方を見直し必要以上の糖をため込まないこと
★体に残っている糖をため込まないように運動で血流UPすること
糖化を予防するためには、毎日の食生活の工夫と運動習慣の2つが大切です。
食べすぎてしまった時は、食後の運動を取り入れてみましょう。
いかがでしたか?
糖化を予防することは、ダイエット効果や生活習慣病予防の効果もあります。
いつまでも健康で元気に過ごすために、
毎日出来ることから、少しずつ生活習慣を改善しましょう。