<コラム>秋の味覚【さつまいも】 おなかスッキリ!上手に取り入れる方法とは!?
だんだんと過ごしやすい季節になり、さつまいもの美味しい季節がやってきます。
さつまいもはお腹に良さそうだけど、太りそうだな…というイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、食べなきゃもったいない!秋の味覚【さつまいも】についてご紹介いたします。
〈 食物繊維+〇〇で便秘解消!! 〉
ご存知の通りさつまいもに豊富に含まれている栄養素は【食物繊維】です。
また、体内に蓄積されにくい【オリゴ糖】も多く含まれます。
オリゴ糖は胃や腸で吸収や分解がされにくく、体内に蓄積されないまま便と一緒に排出されます。
【食物繊維+オリゴ糖】のセットで、腸内を掃除する善玉菌であるビフィズス菌のエサになるため、腸のぜん動運動をスムーズにし便秘解消や腸内環境の改善が期待できます。
〈 糖質の多いさつまいもって太る!? 〉
ここ数年、糖質制限のダイエット法が流行しているので、糖質の多いイモ類はなるべく控えるように意識されている方も多いのではないでしょうか?
さつまいもの主成分はでんぷんです。でんぷんは加熱すると糖質に変わり、甘みが増します。
さつまいものでんぷんはレジスタントスターチと呼ばれ、消化されにくい特徴があります。小腸で消化されず大腸まで届くため、食物繊維と同じように腸内環境を整える働きが期待できます。
甘味がある分カロリーは高いですが、お米や小麦に比べるとカロリーは1/3ほどになります。
★ポイント★お食事で食べるとき
・さつまいもなどのイモ類が1品あるときは、その分ご飯の量を減らして調整するようにしましょう。
さつまいもだけでなく、じゃがいもやかぼちゃなどがあるときも同じように調整できると良いですよ。
最初は少し物足りないような気がしますが、ほくほくとしていて食べ応えがあるので、十分お腹が満たされます。
・いつものご飯の量+さつまいもを食べると、どうしても糖質量が増加してしまいます。食べすぎないように気を付けましょう。ごはんを残すのは気が引けてしまいますので、食べる前に軽めに盛り付けする習慣を作りましょう。
★ポイント★おやつに食べたいとき
・おやつに甘い洋菓子やスナック菓子を食べるなら、ふかしいもがおすすめです。もちろん食べすぎはよくないのですが、腸内環境が整いますし、腹持ちもよいのでおすすめです。
・水分を一緒にとるようにするとさらにお腹も満たされますよ。
・おやつを食べた分、夜ごはんはいつもより軽めに調整するようにしましょう。
いかがでしたか?
旬のさつまいも、上手に取り入れて腸内環境整えていきましょう。