<コラム>2月3日【節分】豆まき・恵方巻・ヒイラギ鰯で健康祈願し行事を楽しみましょう。
まだまだ寒い日が続いていますが、暦の上ではもうすぐ立春です。
立春の前日、2022年は2月3日が節分です。
近年では節分では「豆まき」だけでなく「恵方巻」を食べることが多いですね。
節分の行事には、【豆まき】【恵方巻】【ヒイラギ鰯】などがあります。
今回は、節分のお豆やイワシの栄養価についてお伝えします。
〈豆まき〉
節分は、「鬼を追い払って新年を迎える」立春の前日の行事です。
豆まきをすることで、
「鬼を打ち払う」「豆を投げ与えて恵み、静まってもらう」という意味が込められていると言われています。
鬼が嫌いな豆は「畑の肉」ともいわれるほど栄養たっぷりです。
大豆には、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。
たんぱく質は主にお肉やお魚にも多く含まれますが、大豆は高たんぱく質ですが低脂質なため、減量中におすすめです。
大豆に含まれる植物性の脂質には血圧の安定やコレステロール値を低下させる効果も期待できますので、メタボリックシンドロームが気になる方にもおすすめです。
また、女性に嬉しい大豆イソフラボンが多く含まれます。骨粗鬆症の予防効果も期待できます。
節分のお豆ももちろんですが、日頃から納豆やお豆腐、おからなど積極的に召し上がるようにしましょう。
〈恵方巻〉
恵方巻は「恵方を向いて丸かじりして無言で食べきれば願いが叶う」という意味が込められていると言われています。
2022年の恵方は【北北西】です。
七福神にちなんで、7種類の具をいれて縁起を担ぐ風習もあります。
縁が切れないように…という意味で丸かじりするそうなので、手巻き寿司もおすすめです。
〈ヒイラギ鰯〉
イワシの頭を刺したヒイラギを飾ることで、
「焼いた匂いで鬼を遠ざける」「ヒイラギのトゲトゲした葉で鬼の目を刺す」という意味が込められていると言われています。
イワシには、良質なお魚の脂質DHAやEPAが豊富に含まれています。
DHAやEPAには血中コレステロール値や中性脂肪を減らす効果が期待できます。
また、イワシには歯や骨の素となるカルシウムと、カルシウムの吸収を高めるビタミンDが含まれているため、効率的にカルシウムをとることが期待できます。
小さいお子さんのお菓子や晩酌のおつまみにもイワシスナックなど取り入れられるといいですよ。
いかがでしたか?
日本にはたくさんの行事や良き風習があります。
健康を祈願し縁起を担いで、1つ1つの行事を楽しみましょうね。