<コラム>何より美味しい!そして栄養満点!【もち麦のパワー】
白米になにか混ぜて召し上がっていますか?
大麦や雑穀をプラスすることで、白米に比べ栄養価がアップします。
玄米は体に良いと聞くけど、おいしく炊くのが面倒だな、、という方におすすめなのは【もち麦】です。
今回は、美味しくて栄養満点の【もち麦のパワー】についてご紹介いたします。
〈 もち麦に多く含まれるβグルカンって何? 〉
もち麦ごはん(白米:もち麦=1:1)は、白米に比べ栄養価が高いです。
カロリーは少し低くなりますが、たんぱく質、食物繊維、カルシウム、鉄分、ビタミンB1がアップします。
なかでも食物繊維は白米の約9倍アップします。
ごはん150gあたりの白米には食物繊維0.5gに対し、もち麦ごはんは食物繊維4.3gも含まれます。
もち麦の優れているところは、水溶性食物繊維(βグルカン)が豊富なところです。
食物繊維には、不溶性食物繊維・水溶性食物繊維があります。
・不溶性食物繊維:野菜・いも類・豆類
便通の改善
・水溶性食物繊維:もち麦・根菜類・海藻
生活習慣病の予防
不溶性植物はお野菜や豆類など食べていると不足しにくいのですが、不溶性食物繊維は意識してとらなければ不足しやすいです。
そこでもち麦を主食に加えることで簡単に水溶性食物繊維を毎日とることができます。
〈 もち麦パワーとは…? 〉
もち麦★パワー1 コレステロール値の改善効果
水溶性食物繊維のβグルカンは、コレステロールを分解してできる胆汁酸の排出を促します。そうすることで、コレステロールが肝臓で分解され、コレステロール値が正常値まで低下する効果が期待できます。
もち麦★パワー2 腸内環境が整う
もち麦に含まれる水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を増やす働きが期待できます。
便秘が改善し、腸内環境がよくなると、肌の改善・免疫力アップ効果も期待できます。
もち麦★パワー3 内臓脂肪を減らす
脂肪の吸収を抑制しするため、内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
またプチプチした食感で食べごたえがあり、腹持ちも良いため食べすぎ防止にもなります。
もち麦★パワー4 血糖値の急激な上昇を抑える
白米に比べ、食後の血糖値の上昇があがりにくいと言われています。
糖尿病予防やダイエット中の方にもおすすめです。
いかがでしたか?
手軽にプラスするだけで、簡単に美味しく栄養価アップします。
次回は、もち麦のおすすめの食べ方についてご紹介いたします。