6/18はおにぎりの日です。
1987年に世界最古のおにぎりの化石「チマキ状炭化米塊」が出土したことを記念し、2002年に石川県中能登町により、正式に制定されました。
お米の価格が高騰しており、パンや麺を活用することも多くなっていますが、お米を主食とする私たち日本人にとってお米は欠かせません。 お米にもち麦をプラスすることでモチモチ食感になりさらに栄養価アップしてかさましにもなります。今回はもち麦についてお伝えいたします。

①もち麦に多く含まれるβグルカンって何?

もち麦ごはん(白米:もち麦=1:1)は、白米に比べ栄養価が高いです。
白米のみに比べるとカロリーは少し低くなりますが、たんぱく質、食物繊維、カルシウム、鉄分、ビタミンB1がアップします。
なかでも食物繊維は白米の約9倍アップします。
ごはん150gあたりの白米には食物繊維0.5gに対し、もち麦ごはんは食物繊維4.3gも含まれます。
もち麦の優れているところは、水溶性食物繊維(βグルカン)が豊富なところです。 食物繊維には、不溶性食物繊維・水溶性食物繊維があります。
・不溶性食物繊維:野菜・いも類・豆類
便通の改善
・水溶性食物繊維:もち麦・根菜類・海藻
生活習慣病の予防
不溶性植物はお野菜や豆類など食べていると不足しにくいのですが、不溶性食物繊維は意識してとらなければ不足しやすいです。
そこでもち麦を主食に加えることで簡単に水溶性食物繊維を毎日とることができます。

②もち麦もパワーとは…?

もち麦★パワー1 コレステロール値の改善効果
水溶性食物繊維のβグルカンは、コレステロールを分解してできる胆汁酸の排出を促します。そうすることで、コレステロールが肝臓で分解され、コレステロール値が正常値まで低下する効果が期待できます。
もち麦★パワー2 腸内環境が整う効果
もち麦に含まれる水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を増やす働きが期待できます。 便秘が改善し、腸内環境がよくなると、肌の改善・免疫力アップ効果も期待できます。
もち麦★パワー3 内臓脂肪を減らす効果
脂肪の吸収を抑制しするため、内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
またプチプチした食感で食べごたえがあり、腹持ちも良いため食べすぎ防止にもなります。
もち麦★パワー4 血糖値の急激な上昇を抑える効果
白米に比べ、食後の血糖値の上昇があがりにくいと言われています。 糖尿病予防やダイエット中の方にもおすすめです。

③まとめ
もち米を手軽にプラスするだけで、簡単に美味しく栄養価アップします。 お米の価格は高騰していますが、工夫してお米を取り入れていきましょう。