<コラム>【コスパ◎栄養価◎】夏が旬の魚介類を食べよう!

スーパーでは1年を通して様々な食材を購入できますが、旬の食材は栄養価が高くたくさん出回るためお値段も安くなっています。 食材の高騰している今こそ、旬の食材をたくさん活用しておいしく栄養素を摂っていきましょう。

①しらす

しらすは頭から尾まで丸ごと食べることができるので、カルシウムが豊富です。カルシウムは骨や歯のもととなり、骨粗鬆症の予防効果が期待できます。カルシウムの吸収を助けるビタミンDや脂質やたんぱく質の代謝を助けるビタミンB12も多く含まれます。

しらす干しやちりめんじゃこのように干したり乾燥したものは、水分が少ない分、効率的にカルシウムやビタミンをとることができます。

◯おすすめの食べ方

しらす干しやちりめんじゃこは塩分が多く含まれますので、味付けを薄くしましょう。 熱湯に2.3分つけると塩抜きできるので塩分が気になる方は塩抜きして召し上がりましょう。

②いわし

いわしもしらすと同様に頭から尾まで丸ごと食べることができ、骨や歯のもととなるカルシウムが豊富に含まれます。

また、血中コレステロール値や中性脂肪を減らす働きのあるEPAや頭の働きを良くするDHAも豊富に含まれます。

◯選び方

目が黒く澄んでいて、色つやの良いもの。丸々太ったイワシのほうが脂がのっています。 

◯おすすめの食べ方

〈いりこ〉とも呼ばれ、お値段も手ごろでおやつにおつまみにもオススメです。

③うなぎ

うなぎは、良質なたんぱく質でビタミンA・B群・D・Eやコラーゲンがたっぷり含まれています。

とくに豊富に含まれているビタミンAはレチノールとも呼ばれ、美肌やアンチエイジング効果があります。また、免疫力をUPさせるので【夏風邪の予防効果】があります。

レチノールは脂溶性なので、うなぎの脂肪の吸収を効率よく助ける働きもあります。

また、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、体を元気にし、体内に乳酸などの疲労物質がたまるのを防ぐので、疲労回復効果があります。

◯選び方

皮が柔らかく、身はふっくらとやわらかいものを選ぶと、臭みがなく小骨が少ないです。

◯おすすめの食べ方

うなぎを食べるとき、【粉山椒】かけていますか? 粉山椒には消化吸収を高め胃酸の働きを活発にする効果があります。

④あじ

アジは、たんぱく質をしっかりとれますが、低カロリーなのが特徴です。焼いたり煮たり、フライにしたり様々なアレンジができます。

◯選び方

尻尾まで盛り上がっていて全体的に丸く、顔が小さいものをお腹が固いもの。

◯保存法

《冷凍保存》内臓を取り3枚におろして、塩水でよく洗い水気を取ってラップで包み冷凍保存。

◯おすすめの食べ方

新鮮なアジは、なめろうがおすすめです。香味野菜(小ネギ、しょうが、みょうが)をたっぷりのせるとビタミンも一緒にとれます。 小さい小アジは、丸ごと南蛮漬にすると丸ごと栄養素をとれ、カルシウムたっぷりです。

⑤まとめ

朝晩の寒暖差の多いこの時期ですが、旬の魚介類を食べて体調を崩さないよう元気に過ごしましょう。