<コラム>【フレイル予防②】社会参加で人とつながりを持ち、健康寿命をのばしましょう。

健康寿命を伸ばすためフレイル予防が大切と言われています。

フレイルとは、高齢者の体と心の働きが加齢とともに少しずつ衰えていくことです。

フレイル予防は、『栄養(栄養バランスの良いお食事・口腔ケア)』『運動(軽い運動や筋トレ)』『社会参加(友達付き合いなど)』の3つの柱を一緒に改善していくことが大切です。 今回は『社会参加(友達付き合いなど)』でフレイル予防する方法をお伝えいたします。

①フレイルって何?

フレイルとは、加齢に伴い体力や気力が低下し虚弱になっていく状態のことを言います。そのまま進行してしまうと、要介護状態になる可能性もあるため、早めの対策が必要です。

フレイルの進行は、社会性→メンタル面→身体の順に衰えていくと言われています。

下記のチェック項目のような症状があったら要注意です。

  □以前より疲れやすくなった

  □外出するのが億劫になった

  □最近少し痩せた

  □歩くのが遅くなった   □握力が弱くなった

②社会参加で、人とつながること。

栄養をしっかり摂り、運動を取り入れることと同時に、社会参加を行い孤独にならないことも大切なフレイル予防になります。

加齢に伴い社会とのつながりが減ることにより社会性フレイルになりやすいです。

社会関係が豊かな人ほど、認知症になりにくいとも言われています。ですから、人との交流を保ち続けることがフレイル予防に効果が期待できます。

  □お買い物やお散歩など外出をする。

  □友人などとの交流をする。   □地域のボランティア活動などに参加する。

③まとめ

ゴールデンウイークなどの大型連休や年末年始など親戚と集まる機会など人と接する機会も増えやすいですが、日常的に趣味のクラブ活動やボランティア活動に参加することをお勧めします。おしゃべりしたりたくさん笑ったりすることがフレイル予防になり、健康寿命を伸ばし長生きすると言われていますよ。 ご自分にぴったり合う趣味を探してみましょうね。