暑かった夏が終わり、過ごしやすい気候になってきました。
1966年より毎年10月を「体力つくり強調月間」として提唱し、スポーツ庁は国民一般に健康・体力つくりを呼び掛けています。
メタボやロコモ、フレイルなど様々な健康用語があります。
メタボ世代の方が年齢を重ねると、次はロコモの心配があると言われています。今のうちから意識して生活することでロコモ予防になります。 今回はロコモチェックや予防法についてお伝えいたします。

①ロコモってなに?

ロコモは、ロコモティブシンドロームの略で運動器症候群とも言われています。
骨や関節、筋肉などに障害が起きることで、歩行や日常生活に支障がおきます。運動器が衰えることで「立つ」「座る」機能が低下しやすくなり、進行すると要介護になるリスクが高くなります。
メタボリックシンドロームは内臓などの病気で健康寿命を短くすることに対して、ロコモティブシンドロームは運動器の障害で健康寿命を短くすると言われています。
ロコモの原因は、太り過ぎもやせすぎも両方ともリスクがあります。 ロコモ予防のためには、お食事の改善で適正体重を維持しながら適度な運動を取り入れることが大切です。
②ロコモチェック
□片足立ちで靴下が履けない
□家の中でつまずいたり、すべったりする
□15分続けて歩くことができない
□階段を登るのに手すりが必要である
□横断歩道を青でわたりきれない
□2kg程度の買い物の荷物を持ち帰るのが困難である
□洗濯などの家庭でのやや重い仕事が困難である こちらに該当する方はロコモの心配があります。

③ロコモ対策!適度な運動を続けること。

定期的な運動は体力を保持し、向上することができます。
運動を始めるのに遅すぎる年齢はありません。
□移動中いつもより早く歩く。
□掃除や庭いじりなど体を動かす。
□散歩やウォーキングをする。
□ラジオ体操する。
簡単なことからチャレンジしてみましょう。 体力がついたら徐々にかかと上げやスクワットなど筋力運動を取り入れていきましょう。
④まとめ
いかがでしたか?
涼しくなってきた秋こそ、健康寿命を延ばすためにもロコモ予防をはじめていきましょう。