<コラム>【実りの秋】旬のお魚は○○がいっぱい!積極的にお魚を食べましょう。

秋は旬の味覚がたくさんあります。

お野菜や果物、きのこなど様々な食材が収穫され、美味しい季節ですね。 今回は秋が旬のお魚についてお伝えいたします。

①秋刀魚

秋刀魚と漢字で表されるほど秋を代表するお魚です。

秋刀魚には、ビタミンB群やミネラルが豊富に含まれます。

鉄分も多く含まれますので、貧血予防効果も期待できます。

☆選び方☆

黒目の周りは濁っていなく、澄んでいるもの。

顔が小さくて、胴が大きいものは脂がのっています。

お腹は銀色に輝き、背は藍色のものを選びましょう

☆保存法☆

《冷蔵保存》内臓を取り出して水分を拭き、ラップで包んで2日を目安に食べましょう。

《冷凍保存》内臓を取り、一尾ずつラップで包み冷凍用保存袋で一ヶ月ほど冷凍できます。

☆おすすめの食べ方

 ◯大根

大根おろしには、消化を助ける酵素がありますので、胃もたれや胸焼けを防ぐ効果が期待できます。

◯すだちやかぼす

柑橘類にはビタミンCやクエン酸が豊富です。

秋刀魚と一緒に食べることで、鉄分やカルシウムを効率よく摂取できるのでおすすめです。

②鮭

鮭の色素アスタキサンチンは抗酸化作用があり、動脈硬化予防、お肌の不調改善、アンチエイジング効果が期待できます。

特に紅鮭は、アスタキサンチンの含有量が一番多いので積極的にとりたい食材です。

☆選び方☆

身に白い脂肪が筋状に入りきれいなピンクサーモン色のもの。

皮は銀色に光っているものを選びましょう。

☆保存法☆

《冷蔵保存》生鮭は塩を振って5分ほど置き、水分をキッチンペーパーで拭き取ると鮮度を保てます。一切れずつラップで包み、保存袋に入れて保存しましょう。

《冷凍保存》水分をキッチンペーパーで拭き取り、一切れずつラップで包み、冷凍用保存袋にいれて冷凍しましょう。

解凍するときは、冷蔵庫の中で5〜6時間かけて解凍させるとドリップがでにくいです。

 ☆おすすめの食べ方☆

鮭にはビタミンDも豊富に含まれます。ビタミンDはカルシウムの吸収をよくする働きが期待できます。 カルシウムを多く含むチーズなどの乳製品と組み合わせられるといいですよ。また、油で調理することで脂溶性ビタミンであるビタミンDを無駄なく吸収できます。 

③牡蠣

牡蠣には、亜鉛が豊富に含まれています。

亜鉛は必須ミネラルの1つで、体内で合成できないため食品から摂取しなければいけません。

亜鉛は、傷ついた細胞や筋肉を修復する効果や肌や髪を健康に保つ効果が期待できます。

また、鉄分も豊富に含まれますので貧血の予防に効果的が期待できます。鉄欠乏性貧血は、めまいや息切れだけでなく、疲労感にもつながります。女性は特に貧血になる前に予防しておきましょう。

☆選び方☆

身の色はクリーム色で厚くプリッとしているものが新鮮です。

貝柱は大きく半透明のものを選びましょう。

☆保存法☆

牡蠣を生で食べるときは、【生食用】をえらびましょう。牡蠣には食中毒の原因となるノロウイルスが含まれますので、新鮮なうちに食べましょう。

※妊婦や子ども、高齢者はノロウイルスの感染により重症化する可能性が高いのでなるべく加熱したものにしましょう。

◯おすすめの食べ方

牡蠣に含まれる鉄分は【非ヘム鉄】はビタミンCと組み合わせることで吸収率を高めることができます。

レモンを絞って食べると効率的に鉄分を吸収するのでオススメです。

④まとめ

朝晩の寒暖差の多いこの時期ですが、旬の魚介類を食べて体調を崩さないよう元気に過ごしましょう。