<コラム>【スポーツの秋】涼しくなってきた今こそ、活動強度アップを目指そう!

暑かった夏が終わり、過ごしやすい気候になってきました。

 1966年より毎年10月を「体力つくり強調月間」として提唱し、スポーツ庁は国民一般に健康・体力つくりを呼び掛けています。

過ごしやすくなり食欲の秋・実りの秋で体重増加しやすいこの時期こそ、運動も併せて行うことで体重維持ができます。

今回は、日常生活に少しプラスすることで運動の活動強度をアップするコツをお伝えします。

①運動の種類とは?

運動には大きく分けると、有酸素運動・ストレッチ・無酸素運動(筋力トレーニング)の3種類があります。

●有酸素運動

軽~中程度の負荷を継続的にかけ無理なく長時間続けられる強度の運動です。

体に蓄積された脂肪を消費します。 

また、持久力がアップし体力強化が期待できます。

〈例〉ウォーキング、水泳、ジョギング、サイクリングなど。

●無酸素運動

強度の高い運動を短時間で行う運動です。

筋肉量を増やし基礎代謝を高めます。

〈例〉筋力トレーニング、短距離走など。

●ストレッチ

柔軟性を高め、けがの予防につながります。

筋肉がほぐれて血行が良くなります。

リラクゼーション効果もありストレス緩和につながります。

〈例〉柔軟体操、ヨガなど。

この3つの運動を組み合わせて取り入れられると理想的です。

毎日すべて取り組むのは大変なので、

「今日は1日家にいたな」→筋トレをする。

「今日は1日たくさん歩いたな」→寝る前にストレッチ このように、上手に不足したところを補えると良いと思います。

②いつものお散歩をステップアップする方法とは?

手軽にできるので有酸素運動を行っている方は多いと思います。

有酸素運動とは、散歩や水泳などのことをさします。

日常生活での歩行も、少しだけ意識することで消費カロリーをアップさせることができます。

●早歩きをする。

いつもより少しだけ早く歩いてみましょう。少し意気が上がり汗をかいたり体がぽかぽかしてきます。

●大股歩きをする。

歩幅をいつもより少し大きくしてみましょう。

足の付根に伸びを感じるくらいが目安です。

片足に偏らず、両足とも歩幅を大きくすることでストレッチにもなります。

●坂道を活用する。

坂道を利用することで適度に強度をつけることができます。 登り坂ももちろんですが、下り坂も駆け下りないように意識することで筋肉トレーニングにもなります。

③まとめ

過ごしやすくなってきた今こそ、運動を始めるチャンスです。 少しずつできることから習慣にしていけるといいですよ。