<コラム>【11/1はお茶の日】お茶の効果的な取り入れ方とは?

11月1日はお茶の日です。

新茶の時期だけでなく、1年を通してお茶に親しんでほしいという願いを込めて、平成21年3月に静岡市によって『お茶の日』が制定されました。

私たち日本人に身近なお茶には様々な効能があります。今回はシーン別におすすめのお茶をお伝えいたします。

②お茶の成分とは?

お茶を飲むとホッとリラックス効果がありますが、それだけでなく様々な健康効果が期待できます。

お茶の三大成分は、『カテキン』『テアニン』『カフェイン』です。

●カテキン

ポリフェノールの一種で、お茶の苦味と渋味のもと。

 ・抗酸化作用が強く生活習慣病やガンの予防効果。

 ・脂肪を体外へ排出する効果が期待できますのでメタボリックシンドローム予防効果。

 ・殺菌作用があるので、風邪やインフルエンザなどの感染症予防効果。

 ・虫歯や口臭予防効果。

◯カテキンの多いお茶…緑茶・紅茶・烏龍茶

まとめて一度に摂取するよりも、1日2〜3回に分けてこまめに摂取するのがおすすめです。

食後の緑茶は、虫歯予防の効果が期待できます。

●テアニン

アミノ酸の一種で、お茶の旨味や甘味のもと。

 ・心と体をリラックスさせるα波がでてリラックス効果。

 ・α波によりストレス緩和効果。 

◯テアニンの多いお茶…緑茶・紅茶

●カフェイン

アルカロイドの一種で、お茶の苦味のもと。

 ・疲労回復効果。

 ・集中力を高める効果。

 ・中性脂肪を分解し、脂肪を燃焼する効果。

〇カフェインの多いお茶…煎茶や玉露

お仕事中に疲れた時や集中力を高めたいときは、カフェインの多い煎茶や玉露がおすすめです。熱いお湯で濃くいれることでさらにカフェインが多く溶けるといわれています。

運動前にも、筋肉を刺激するカフェインの多い煎茶や玉露がおすすめです。

〇カフェインの少ないお茶…ほうじ茶・玄米茶・ルイボスティー

寝る前やホッと一息つきたいときは、カフェインの少ないお茶がおすすめです。 煎茶などを飲みたいときは温めのお湯で薄めにいれて飲みましょう。

③まとめ

今年も残暑が長引き、急激に温度が下がり朝晩の寒暖差に体調もついていくのが難しいです。

お気に入りのお茶で一息ついて、内臓からも体を温めていきましょう。