<コラム>【熱中症予防!②】清涼飲料水の飲み方に気をつけましょう!

気温が高くなると、冷たいジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクなどを飲む機会が増えます。飲みやすく手軽に水分補給できる一方で、糖類を多く含む飲料を習慣的に飲んでいると、知らないうちに糖質やエネルギーを摂り過ぎてしまうことがあります。今回は上手に清涼飲料水を取り入れる方法をお伝えいたします。

①ペットボトル症候群って知ってる?

何気なく口にしている清涼飲料水は糖質量が多く含まれています。例えば、500mlの清涼飲料水には角砂糖10個以上に相当する糖質が含まれている商品もあります。液体に含まれる糖質は吸収が早く、血糖値が急上昇しやすいのが特徴です。また、甘い飲み物は満腹感を得にくいため、気付かないうちに何本も飲んでしまうこともあります。

特に暑い時期は、水分補給のつもりで清涼飲料水を頻繁に飲み続けることで血糖値が高い状態となり、「ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトーシス)」を引き起こす危険性があります。強い喉の渇きや倦怠感、体重減少などの症状がみられることもあり、注意が必要です。

②カロリー0やカロリーオフって本当?

最近は「カロリーゼロ」「糖質オフ」「無糖」などの表示をよく見かけます。しかし、これらの表示には国が定めた基準があり、必ずしもゼロを意味するわけではありません。

例えば「カロリーゼロ」は100mlあたり5kcal未満、「糖類ゼロ」は100mlあたり糖類0.5g未満であれば表示することができます。そのため、1本あたりで見ると少量のエネルギーや糖質を含んでいる場合があります。

また、栄養成分表示は100mlあたりで記載されていることが多いため、購入時には内容量も併せて確認することが大切です。500ml入りの場合は、表示されている数値の5倍が1本あたりの量になります。

③何をどうやって飲んだら効果的?

★ポイント1★
普段の水分補給は、お水や麦茶がおすすめです。

水や麦茶には糖分が含まれていないため、余分なエネルギーを摂取せずに水分補給ができます。特に麦茶にはカフェインが含まれていないため、お子さまから高齢者まで安心して飲むことができます。

一方で、真夏の屋外活動やスポーツ、長時間の作業などで大量の汗をかいた場合は、水分だけでなく塩分やミネラルの補給も必要です。そのような場面ではスポーツドリンクを上手に活用しましょう。

★ポイント2★
喉が渇く前の「こまめな水分補給」を心がけましょう。

汗には体温を調節する大切な役割があります。しかし、体内の水分が不足すると汗を十分にかくことができず、熱中症のリスクが高まります。また、脱水状態になると集中力や作業効率の低下、疲労感の増加にもつながります。

水分補給は喉が渇いてからでは遅い場合があります。起床時、食事中、入浴前後、就寝前など、時間を決めて少しずつ飲む習慣をつけることがおすすめです。

④まとめ

いかがでしたか?

暑い季節は水分補給が欠かせませんが、清涼飲料水の飲み過ぎには注意が必要です。飲み物の表示を確認しながら、普段は水や麦茶を中心に選び、汗をたくさんかく場面ではスポーツドリンクを上手に活用しましょう。こまめな水分補給を心がけて、元気に夏を乗り切りましょう。

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